2009/08/28
世界的金融危機に対するプロレタリアの暴動についてのリード・シングル。世界規模の音楽的宝探しを含むキャンペーン。3部作の最後となる、人類創造異説についてのオーケストラによるシンフォニー。MUSEというのはこんな壮大なことをやってのけるような若手の人気ロック・バンドなのだろうか。
「『やってのける』っていうのが重要だと思うね」とシンガー/ギタリストのMATT BELLAMYはニュー・アルバム『THE RESISTANCE』について笑いながら言う。このアルバムは9/14に世界発売され、翌日全米でも発売になる。
『THE RESISTANCE』はMUSEの5THアルバムだが、バンドがプロデュースを手がけた初のアルバムとなる。また、BELLAMYとドラマーのDOM JAMESとベーシストのCHRIS WOLSTENHOLMEが、BELLAMYの住む北イタリアのコモ湖のほとりにあるワイン貯蔵所を改築した場所でレコーディングした初めての作品でもある。
全米で8/4にデジタル・リリースされた1STシングル「UPRISING」は、いかに「太った猫たちが心臓発作を起こしたか」という歌詞の入ったシャッフル・ビートのアンセムだ。この曲はBILLBOARDホット100の81位、ロック・チャートの15位に初登場した。
「UPRISING」に先駆けて、バンドは「UNITED STATES OF EURASIA」という曲を世界的な宝探しのヒントのひとつとして7つのサイトでバラバラに発表した。宝探しがうまく行けば曲がフルでストリーミング可能になるというわけだ。
「ファンに大サービスしたかったからだ」とワーナー・ミュージックの関係者は言う。アルバムをオフィシャル・サイトからプレオーダーして『THE RESISTANCE』クラブに参加したファンはビデオやオーディオのフリーダウンロードなどの特典を受けられる。
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